学校長挨拶
看護師を目指す皆さんへ!
茨城県結城看護専門学校
学校長 小島 朋子
本校は、茨城県内、特に県西地域の医療に必要な看護職員の養成確保と資質向上を図るために、茨城県・結城市・近隣市町村及び医師会などの協力を得て、平成5年4月に開校した看護師養成の学校です。
この3年間は皆さんも経験されたことと思いますが、新型コロナウイルス感染症の感染拡大により、私たちの生活は大きく変わりました。看護学校の教育においても、臨地での実習範囲や行動に制限が生じるなど、厳しい局面はありましたが、工夫を重ね乗り越えてきました。看護学生も同様に、学ぶ環境を整えながら、医療従事者の厳しい現場に目を向け、自分の未来の姿と重ね、希望を失うことなく勉学に励んできました。
このように、今後、いつ、どのような災害や感染症など健康を脅かす事態の発生に備え、看護師は健康危機発生時の迅速な対応や看護力の向上に努めなければなりません。
また、少子超高齢社会を迎えた日本の保健・医療・福祉提供体制は変革期を迎え、在宅医療の推進に伴う生活者の健康支援に目を向け、多様な場で他職種と連携・協働が図れるよう地域全体を調整する看護師の役割はますます重要視されます。
本校は、このような時代に対応するため、看護師として必要な専門知識及び技術の修得は勿論のこと、病院や施設、在宅など地域全体を学ぶ学習内容の充実、さらに、人を大切にする豊かな感性や人間性を養い、専門職業人として自覚と責任をもった人材育成を目指しています。また学校生活におけるクラスメートや教員との交流、患者様やその家族の皆様、地域の人々との関わりを通して、人としての成長と誰からも信頼される看護師の育成を教職員一丸となって支援しています。
看護師はとてもやりがいのある専門職です。皆さんが看護の道を選択し、この学校で学んで良かったと実感していただけるよう学習環境を整え、皆さんの入学を心からお待ちしています。
問い合わせ先
- 2017年9月20日
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